スープラに搭載されていた2JZ-GTEエンジンとは?

車の大事な部分はたくさんありますが、車の心臓とも言える部分と言えばエンジンですよね。そのエンジンの中でもトヨタのスープラについていたエンジン「2JZ-GTE」が1番良かった、良いエンジンだったといまだに言われています。何故「2JZ-GTE」と言うエンジンが良いと言われていたのか?今回はその「2JZ-GTE」について書いていきます。

まず車のエンジンについて

まずここでは車の心臓部のエンジンについて書いていきます。まずエンジンは大きくわけて4つの部門でそれぞれの役割りを果たしています。

また今現在、ほぼすべてのエンジンはレシプロエンジンと言われるもので、シリンダーの中でピストンが往復します。この往復運動をクランクシャフトで回転運動に変えて動力としているのです。

また、クルマメーカーは現在ほとんど全てのクルマで採用しているのが、「空気を吸入して、吸入した空気を圧縮して、圧縮した空気を燃焼して、外に排気する。」の【4つの工程】で、一連の動作が完結になります。またこの一連の動きを「4サイクル(4ストローク)」という方式になり、一般的なガソリンエンジンのクルマを例えに説明しますと、【4つの工程】はこのようになってまして、【4つの工程】がシリンダーの中でこの一連の動きをエンジンがかかっている間は絶えずおこなわれています。

みなさんはクルマの雑誌などで、エンジンのスペックで直列4気筒とかV型6気筒とか書いてあるのを見た事があると思いますが、この直列とかV型などの説明をしていきますね。

【直列】
シリンダー(ピストン)の配列でシリンダーが一列に並べられたものを「直列」と呼ばれ、2列に分かれて「V字」に配置されているものを「V型」と呼ばれ、シリンダーが寝かされて向かい合うように配置されたものが「水平対向」と呼ばれています。

上記の画像が直列6気筒エンジンの画像です!

【4気筒】
シリンダーの数の事です。「4気筒」はシリンダーの数が4つあるものです。直列4気筒(直4)と言えば、一列に4つのシリンダーが並んでいるエンジンの事を指します。V型は文字通りV字の形のエンジンで、シリンダーが左右3つずつあり、合計6つあるものをV型6気筒(V6)、8つならV型8気筒(V8)、12コならV型12気筒で(V12)となるわけです。

上記の画像がV型6気筒エンジン(V6)の画像です!

そして上記の画像が水平対向エンジンの画像です!ポルシェとかスバル車なんかはこの水平対向エンジンを採用してますよね!

【よく雑誌やカタログなどで書かれている2.0リッターとか3.0リッターの意味】

エンジンの排気量を指す言葉で、排気量とはシリンダー内で燃焼が行われる空間の容積を表しています。例えば[4気筒2.0リッター]と表記してあった場合なら[500cc×4気筒=2.0リッター]となるわけなんです。基本的に排気量が大きければ大きいほど、パワーが得られると思っていいと言う事ですね。

もっとも効率よくパワーを取り出せるのが、1気筒あたり500cc前後だと言われていますので、そのためにシリンダー数もそれに準じて決められている事が多いのですが、1.0リッター前後だと3~4気筒になり、4リッター前後になると、6~8気筒がよく採用されています。また、あまり多くのシリンダーを一列に並べると、エンジンが長くなって車両に搭載しづらくなってしまいますよね?フロントノーズがかなり長くなってしまいます。だから4気筒までは直列に、6気筒以上はV型にするのが一般的だと言うことです。

スープラに搭載されていた2JZ-GTEはどんなエンジン?

スープラに搭載されていた「2JZ-GTE」エンジンとは、トヨタが今まで作ってきたエンジンの中でも傑作のエンジンだと言っている方もいらっしゃいます。さて、その「2JZ-GTE」とはどんなエンジンなのかについてふれていきます。

2JZ-GTEエンジンとは、アリストとスープラに搭載されていたエンジンで、3.0リッターツインターボと言う高出力スペックのエンジンです。

ちなみにアリストを知らない方は下記の画像を。

アリストはおっさんが乗るようなセダンなのに速いので、ヤンキーのお兄ちゃんとかがエアロパーツをくっつけて乗ってますよね。アリストもかなり人気のあった車種です。

*アリストは何度か運転した事ありますが、マジで速いですよ。31シーマを運転した時ほどの驚きはなかったですが…

こちらの画像が2JZ-GTEエンジンです。

2JZ-GTEエンジンはヤマハ発動機が設計?

2JZ-GTEエンジンはヤマハ発動機製なのか?みたいな話が結構ありますが、私も気になって調べてみたところ、1JZエンジンはヤマハ発動機が関わっていたようですが、2JZ-GTEは完全にトヨタ製だと言うのが正しいようです。

1JZエンジンはボンネットを開けるとヤマハ発動機製だとわかるようエンジンにもエンブレムみたいなものがあったようですが、2JZエンジンからはそれがないようですし、ネットの書き込みなんかもたくさん見てみましたが、2JZエンジンからはトヨタ製だと言う方の意見ばかりでした。

なんか賛否両論あるようですが、ヤマハ製だろうがトヨタ製だろうがいいエンジンなのですから、私的にはどっちでもいいんじゃないかと…

こんな事書くと「ふざけんなっ」と怒られそうですが…

2JZ-GTEエンジンのライバルエンジンと言われるRB26DETTエンジン!

2JZ-GTEエンジンのライバルとよく言われているのが、RB26DETTエンジン!このエンジンも有名なエンジンで、あの日産スカイラインGT-R32型に搭載されていたエンジンで知られています。またこのエンジンは日産ステージアの特別なグレードにも搭載されていました。このRBエンジンを搭載したステージアはステーションワゴンなのに速いので、この車種も一時期人気になってましたよね!

上記の画像がRB26DETTエンジン搭載のステージアです。カッコいいですよね。

またこのRB26DETTエンジンは当時からスープラの2JZ-GTEエンジンとよく比較され、どちらがいいエンジンか?みたいな論争がよくされていましたけど、どちらもいいエンジンなのは間違いないですね。

ちなみにRB26DETTエンジンは日産が開発、製造した直列6気筒・排気量2600ccのエンジンです。

RB26DETTエンジンのスペックは以下の通りです。

生産拠点
日産自動車横浜工場、日産工機
製造期間
1989年-2002年
タイプ
直列6気筒 DOHC 24バルブ
排気量
2,568
内径x行程
86.0×73.7mm
圧縮比
8.5
最高出力
206kW (280PS) /6,800rpm
最大トルク
392N·m (40.0kg·m) /4,400rpm

下記の画像がRB26DETTエンジンの画像です。

まとめ

当時はスポーツカーがたくさんあり、スープラやGT-Rのように各社がこぞってスポーツカーを開発・研究し販売していました。今では、やれ環境だ燃費だと世間はそちらに意識が高くなり、メーカー側もスポーツカーに大金はたいて開発・研究をあまりやらなくなってきたように感じます。(売れないクルマは作れない)

昔のスポーツカーで絶賛された2JZ-GTEエンジンとRB26DETTエンジンは今でも多くの人がこぞって良いエンジンだと言われているエンジンです。

私は各社に昔のような良いエンジン・楽しめるエンジンを是非作り続けていただきたいと思っています。本当に昔のクルマには個性的で良いクルマがたくさんあったので…スープラみたいにカッコよくて良いクルマを作り続けてもらいたいものです。

今回も最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。前回の記事をまだ読んでいない方は暇潰しに是非読んでみてください。

スープラのエアロメーカーはどこにしようか?